サイクルビジネス 株式会社グローバル
 
 
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2006年12月号
月刊サイクルビジネス  
インターバイク7社インタビュー
ジャイアント、スペシャライズド、スコット、
パシフィック、フジ、ラレー、シマノ
『気軽に楽しめるスポーツ、レジャーとしての自転車が市場底上げのカギに』
ここ数年、ロードレーサーが全米市場の牽引役と言われてきた。しかし、最近はまた多様な動きが出てきている。一部ではMTBが勢いを取戻す傾向もあり、コンフォート系やライトスポーツ系も市場の中で存在感を増している。もちろん、カーボンフレームを中心に高級ロードレーサーも新製品が目白押しだ。
 健康、環境志向が一層強まる中で、手軽に楽しめるスポーツ、レジャーとして様々なタイプの自転車を強く訴求していこうという業界全体の動きが高まっているのだ。

緊急特報
丸石サイクルを天津富士達が8億円で買収
丸石サイクルにまた新たな展開だ。今度は中国の完成車メーカー、天津富士達が買収することになった。04年にプライムシステムが丸石自転車の事業を取得してから目まぐるしい動きを見せていたが、それでもマルイシの自転車は廃れることなく市場に残った。しかし業績が大きく下がる中で親会社は売却を決意。天津富士達という中国完成車メーカーに救われる格好となった。とにかく、これによって中国のメーカーが正面きって日本市場に乗り込んでくるのである。まさに地殻変動を呼び起こすほどのインパクトがあるが、今後はどうなっていくのか、またマルイシというブランドはどこへ行くのか、詳細をレポートする。

サイクルモード2006
ビギナー層からピュアスポーツ層まで試乗を満喫
東京、大阪で昨年以上の盛況となったサイクルモードインターナショナル。スポーツ系バイクの試乗を中心に様々なカタチでユーザーに自転車の楽しさを提供するこのイベントの詳細を巻頭カラーページなどで紹介

自転車よもやま話[第60回]
YS-11の名を冠した自転車誕生HISTORY
YS-11。言わずと知れた戦後初の国産中型旅客機のことだ。この傑作機はつい最近ラストフライトを終え、活躍の歴史の幕を閉じた。かつてこの機の生産に関わったエンジニアが、その名もYS-11という軽量アルミフレーム小径車輪の折りたたみ自転車を世に送り出した。YS-11機も自転車も開発のコンセプトは全く同じと、エンジニアは語る。
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