サイクルビジネス 株式会社グローバル
 
 
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2007年1月号
月刊サイクルビジネス 最新号  
緊急特集
ヨコタショック!!
突然の破産に戸惑う自転車業界
「ヨコタサイクルが破産した」という一報は、驚きを伴って自転車業界を駆け巡った。12月4日、ヨコタサイクル(株)(横田昇社長)が大阪地方裁判所から破産開始決定を受けて総ての業務を停止した。ここ数年の間、ヨコタは苦戦を強いられていただけに多くの企業がその動きを注視していたが、取引先の1社では、「まさかこれほど早くヨコタが終焉を迎えるとは思ってもみなかった」と、驚きを隠せない。苦戦と言えども業界有数の販売台数を誇っていた企業があっけなく無くなってしまったことで、自転車業界に激しいショックを与えた。10年前、「量販店に自転車産業が殺される」と危惧されたものが、現実になった瞬間でもあった。

2007自転車業界展望
クロスバイク、電動車市場を業界全体で育てる知恵を
2006年の自転車業界は、後半に大きなニュースが相次いだ。11月に天津富士達が丸石サイクルを買収、そして12月にはヨコタサイクルが破産。大きく揺れ動いた感のある日本の自転車業界だが、一方ではサイクルモードの盛況ぶりを見てもわかるように、環境重視、健康志向の高まる昨今、自転車の存在意義が高まっていることも確かなのである。
さて、2007年は業界にとってどんな年になっていくのか。上昇気流にあるスポーツバイクや電動自転車の市場を活性化する策はあるのか。考察してみたい。

首都圏特集
激化の一途を辿る巨大マーケットの争奪戦
東京、神奈川は言うまでもなく、日本最大のマーケットである。大型量販店、スポーツ専門量販店、大型専門チェーン店、中堅専門チェーン店、大型雑貨店、プロショップ、個性的な専門店などあらゆるタイプの小売店がしのぎを削り、活況を呈している。さらにこのエリアでよく動いた商品、様々なムーブメントはやがて全国に波及することも多い。日本の市場全体に大きな影響力をもつ地域でもあるのだ。
さて、ますます市況が激化する巨大マーケットの現状はどうなのか。様々な視点から分析してみると…。

自転車よもやま話[第61回]
自転車ベースの物作り工房誕生HISTORY
自転車が大好きだった少年は、いつかは自分の手でフレームを作りたいと願い、その夢の実現のため技術習得に励む。紆余曲折の末、開いた工房では、デザインコンペに入賞した自転車の試作製作やフレームの改造・修理のほか、ショーウィンドウ用の展示装置、整体用器具など、実に多種多彩な仕事を手掛ける。
依頼者の要望に応え、知識と技術を出し切って仕事に臨む真摯な姿勢は脱帽ものだ。
「ものつくり屋」を自称するクラフトマンは、全ての物作りのベースは自転車にあると語る。
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