上海サイクルショー
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世界から来場者集め華々しく開催
成長期から発展・成熟期へと進化する中国業界 |
中国の大型連休である黄金周(ゴールデンウィーク)5月4〜7日に「中国国際自行車展覧会(上海ショー)」が開催された。中国の自転車産業が世界の市場の中で重要度を高めているのに伴って年々規模を拡大させている同ショーだが、今回も昨年以上の規模になった。会場は2003年から使用している上海国際展覧中心であるが、過去最高の1173社が出展したということもあり使用ホールは前回より2ホール増えて9ホールに。同会場にある総てのホールを使うこととなり、中国の自転車産業の発展ぶりを大きくアピールする格好となった。
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北海道地方特集
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春需は軟調、夏以降は街乗り、スポーツ需要に期待! |
暖冬で1、2月は幸先のよいスタートを切った感のある北海道。しかし3月、さらに4月と天候に恵まれずに、春需全体でもあまりパッとしない結果に終わった。産業界全体が低迷しているように見受けられる北海道だが、実態はどうなのか。健康志向や環境重視の傾向がますます高まる中で、恵まれた自然環境、道民の進取の気性などを活かせば、自転車業界でも必ず道は開かれるはずだ。
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ショート・インタビュー |
丸石自転車北海道販売(株) 清澤孝幸社長
JAMIS BICYCLES事業部を発足、商品ラインナップを更に強化
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今年2月に(株)丸石サイクル(片岡良雄社長)の傘下を離れ、(株)太洋商会(山口秀夫社長)の関連会社となった丸石自転車北海道販売(株)。6月からはJAMIS BICYCLES事業部を発足し、独自の事業展開を一層強化する。かつては丸石自転車の営業の要として、さらに同社の社長も務めた清澤孝幸氏が、地元北海道をベースに新たな気持ちで自転車販売事業に取組むという。
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自転車よもやま話[第66回]
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究極の“決戦用”手組みホイールHISTORY |
競輪選手から絶大な信頼を得ているホイールがあると聞いた。その名も[キューゾーの手組みホイール]。外見からはどれも同じように見えるホイールだが、組み方によってさまざまに特性を変化させることができるという。個々の選手の体格、走法、戦法にアジャストする究極のホイールは長い経験に裏打ちされた職人技によって完成されたものである。
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