サイクルビジネス 株式会社グローバル
 
本文へジャンプ
表紙イメージ
バックナンバーはこちら>>
ホームへ戻る
メッセージのページへジャンプ
株式会社グローバル会社案内へジャンプ
グローバル発行の雑誌紹介へジャンプ
ピックアップニュースへジャンプ
リンクページへジャンプ
2010年1月号
月刊サイクルビジネス  
ヘッドライン
BSC09年自転車部門売上高104.4%見込み
パナソニックサイクルテック10年3月売上高230億円超見込み
 ブリヂストンサイクル(株)が2009年12月期連結決算の業績見込みを発表した。自転車部門の売上高は426億円(前年同期比104.4 %)、利益についての数字は明らかにしていないが増益を達成している。
 パナソニックサイクルテック(株)2010年3月期の売上高は230億円(前年同期は208億円)を越えるものと予想される。ただし、自転車の販売台数は減少しており、電動車、自転車を合算した販売台数は横バイか若干減の見込みだ。

サイクルモード2009
エントリー層・初心者が大幅増、2会場5日間で6万人突破
 今回5周年を迎えたサイクルモード。エンドユーザー向けの自転車イベントとしてすっかり定着した感がある。国内唯一の自転車ショーとなった今、メーカー、卸、商社、小売店など数多くの業界関係者も大挙来場。2009年は大阪開催が11月28、29日、東京開催が12月11〜13日と2週間のインターバルがあり、出展社にとってはスケジューリングが厳しい面もあった。また、東京会場は寒さと師走の繁忙期の中でユーザーが来てくれるのか、心配した向きも多い。
 しかし、終わってみれば2会場5日間の合計来場数は6万1886人で前年比107.4%。大阪会場は2万4276人(前年比99.7%)とほぼ前年並だが、東京は前年比113.1%で3万7610人が来場した。

特別企画「PEOPLEの大胆発想ストーリー」
小学1年生から「いきなり24インチ!」
常識を打ち破る発想で買い替えいらずの新モデルを開発!
 女児向けを中心とした玩具の企画開発企業であるピープル(株)が開発し、09年12月から関東地区においてテスト販売を開始したのが小学1年から6年まで使える自転車「いきなり24インチ」。価格は2万8800円で、3月から全国発売の予定だ。先行販売する主な店舗は、トイザらス、ダイエー、ヨドバシカメラ、イオン・サティなど量販店やセオサイクル、ダイシャリンなど自転車専門店の一部やいくつかの業販店である。

首都圏特集(東京・神奈川)
2009年は乗り切るも次の春需市場の予測が困難に
 全国で最大規模を誇る東京、神奈川の首都圏市場でも、09年は厳しい状況であった。懸案されていた春需は意外とスムーズに市場が動き、安堵していた関係者も多かった。しかし、夏のボーナス減と7月の天候不順でスポーツ車市場が足踏みし、さらに9月以降は消費不況、デフレが顕在化し、完成車もパーツも前年のようには動かなくなった。ただ、クルマ、家電、スポーツ用品、出版など様々な産業が低迷する中で、自転車はまだまし、と話す関係者も多い。しかしこれほど景気が消沈すると、いくらエコで健康増進に繋がる自転車でも影響は免れないのだ。実際に年末が近づくほどに首都圏の業界関係者の口から「動きが見えない」「先が読めない」という言葉が聞こえてくる。
Copyright (c) GLOBAL PUBLISHING CO.,LTD.All Rights Reserved