月刊サイクルビジネス
就任して3年を過ぎた匂坂慎祐社長。少しずつ前社長とは異なるカラーで、新しいサギサカ像を作り上げてきた。消費低迷が続く昨今だが、部品用品においては、デリバリー力、商品開発力、商品展示力、すべてにおいて圧倒的な強さを持つ。
そうした基盤を武器にどんな方向に進んでいくのか。最近の業績や傾向、また今後の経営指針などを伺った。
6月1日、日本自転車会館において、(株)ミヤタサイクル(高谷信一郎社長)が設立発表会を行なった。(株)モリタホールディングス(中島正博社長)の連結子会社である宮田工業(株)は、同社の自転車販売事業を分離、新会社(株)ミヤタサイクルがこれを継承する。新会社ミヤタサイクルはモリタホールディングスの100%子会社として発足、宮田工業とは兄弟会社となる。
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(社)自転車協会(島野喜三理事長)は5月21日、日本自転車会館において第180回理事会及び第72回通常総会を開催した。
今回は平成21年度事業報告書承認の件、平成22年度決算報告書承認の件、平成22年度自転車産業振興事業受託に関する件、新規会員入会の件、監事、理事の選任、役員互選の件、BAAマーク制度、スポーツBAAマーク制度の件などが審議された。また、平成22年度広報スケジュール、安全基準の一部改正、都市計画申請への対応などについても討議された。
ここ数年なかった北国の寒い春、自転車の販売も大きな影響を受けた。不況による消費意欲の減退もさることながら、やはり大きいのは天候不順のようだ。陽射しが強まるとともに、自転車市況も少しずつ勢いを取り戻すかにみえるが、実際はどうか。6月の東北の現状をレポートする。