月刊サイクルビジネス
国内電動車市場が40万台を大きく超えて50万台という大台を視野に捉えた。この市場のリーディングカンパニーとして全体を牽引するパナソニックサイクルテックは12月3月決算で売上高が300億円を超えることは間違いなく、電動車の販売台数も21万台に迫る勢いだ。今年1月1日には三洋電機と一体化し、電動車の販売シェアは50%を超えることになる。この厳しい時代に破竹の快進撃を続ける同社の梶川陽二社長、昨年6月に就任した小黒秀祐副社長に現状と今後のビジョンを伺った。
ブリヂストンサイクル(株)は、2012年アンカーロード、MTBチーム体制を発表。ロードチームは将来性のある選手を育成するという従来の方針から、勝つチームづくりへ大きく転換を図った。フランスのノルマンディ地方に本拠地を置き、主にヨーロッパのUCI国際レースに参戦。ブリヂストンアンカーを世界に向けて大きくアピールする。近い将来、製品を世界市場へ販売する為の布石としていく構えだ。
監督は異例の2人体制で日本の久保信人氏、フランスのLEPROUX DENIS氏を起用。選手は9人のメンバーのうち4人がヨーロッパ人だ。
(社)自転車協会が主催する平成24年自転車業界年賀交歓会が1月11日、大阪府堺市のリーガロイヤルホテル堺において盛大に開催され、約200名が参集した。
来賓として自転車活用推進議員連盟事務局長を務める自民党の岩城光英参議院議員、近畿経済産業局の長尾正彦局長、竹山修身堺市長、(財)JKA及び(財)日本自転車普及協会の石黒克巳会長、(財)日本車両検査協会の野口宣也理事長、(財)日本自転車産業振興協会の野澤隆寛会長、日本自転車軽自動車商協同組合連合会の川﨑辰男理事長が列席。
2011年12月15~17日、全産業界から幅広く環境関連商品・技術・サービスや環境活動を展示・紹介するエコプロダクツ2011が東京ビッグサイトで開催された。
自転車関連では東4ホール「エコ通勤自転車」というテーマゾーンの中にブリヂストンサイクル、パナソニックサイクルテック、シマノ、ヤマハ発動機、山本光学、自転車活用推進研究会等が出展。エコ通勤を実現させる為の電動アシスト自転車等をアピールした。