月刊サイクルビジネス
巨大=GIANT、美利逹=MERIDA、榮輪=SR.SUNTOUR、誌慶=NECO、瑞振=FLINGER、元毅=YUENI、凱薩克=KINDSHOCK、利奇=PROMAX、卜威=KINESIS、喬紳=CHOSEN、ヨシガイ=DIA-COMPE、桂盟=KMC、天心=FSA等28社の最新&注目製品を紹介
同社は大型自転車専門店サイクルベースあさひの直営とフランチャイズ展開、インターネット販売、商品供給事業を行なうが、主力商品として展開するPB商品が好調で、各事業において好調を維持。今年に入ってからはテレビCMにおいて、数々のPB商品をアピール、認知度は大きく高まった。特にアルミフレームのカジュアルスポーツモデル、プレシジョンシリーズは極めて評価が高い。同社のビジネスモデルは、典型的なSPA(製造小売)と言ってよく、自社が商品を企画・開発し、中国メーカーに生産を委託、国内の物流態勢も自社で整備し、各店舗などに供給している。
電動車を全面に打ち出したショーとして確立している天津ショーは3月23〜25日に開催。毎年中国全土から電動車関係者が集うが今年も多くの来場者で賑わった。特に初日は来場者で会場が埋め尽くされる気配さえあるほどの人波となった。3日間の入場者数は主催者発表によると20万人超となった。会場は昨年に引き続き天津梅江国際会展中心と天津国際展覧中心で、8万㎡の敷地に4000小間のブースを設置し、560余りのメーカーが出展した。
中部(東海北陸)地方は、関東と近畿という2つの巨大な自転車マーケットに挟まれたエリア。いずれの影響も強く受けているのだが、都市部でもクルマ社会を形成している地域が多く、自転車を移動手段として活用している人が少ないと言われていた。しかし、最近は環境・健康志向で風向きは変わりつつある。愛知県を中心に展開する専門店なども生まれ、自転車の販売競争は熾烈だ。人口が少ない北陸地方も基本はクルマ社会だが、昨今のガソリン高騰等で短い距離の移動ならば自転車を活用しようという動きもある。春需の動きを中心に報告しよう。