月刊サイクルビジネス
就任して5年目を迎えた(株)サギサカの匂坂慎祐社長。自転車用品を中心とした量販卸として堅実な経営を続けている。だが、今年の自転車業界は概して軟調だ。そうした中で同社の業績はどうなのか、今後の見通しや新たな戦略はあるのか。ざっくばらんに語っていただいた。
今年5月、自転車販売店の小売組合である日本自転車軽自動車商協同組合連合会(日商連)の理事長に就任した荒井茂・東京都自転車商協同組合理事長。「とにかく積極的に動いて、各団体と密なコミュニケーションを築いていく」とアグレッシブな姿勢だ。持ち前のバイタリティでどんな活性化策を計画しているのか、伺った。
今年の春需は、例年にないほどの大雪、寒波の影響が強く「スタートが遅れた」「商戦の期間が短かった」という声が多い甲信越地方の自転車業界。だが、地域によっては通学車は底堅い需要があり、例年通りだったというところもある。一方でこれまで拡大傾向にあった電動車が少し足踏み状態という声も聞こえてくる。実態はどうなのか。最新の状況を報告する。
オリンピック競技に集中していた人は見逃しただろうが、実はロンドンは自転車の話題が豊富だった。市内観光の「足」として人気を博したのがサイクルシェアシステム、通称「ボリスバイク」。自転車ツーキニストとしても有名なボリス・ジョンソン市長が、五輪期間の渋滞緩和策の1つとして導入した。