月刊サイクルビジネス
2012年は自転車業界にとって非常に厳しい年だった。トップメーカーであるブリヂストンサイクルも決して例外ではなく減収を余儀なくされた。さて、そんな中で政権が換わり景気浮揚が期待される2013年、就任3年目を迎える竹内雄二社長はどんな経営戦略でのぞむのか。昨年10月に就任した正田健二マーケティング本部長とともに話を伺った。
JACA (ジャパンサイクルオークション)は、二輪中古オークションの最大手(株)ビーディーエスが手掛ける業者向けの自転車オークションだ。2008年秋に2週間に1度のペースでスタート、11年4月からは毎週水曜日開催として回数を倍増。二輪オークションと同時開催することでますます活性化。ここ最近、出品数は安定しており成約率は着実に上がっている。足掛け5年目を迎えてより充実したオークションに進化していると言えそうだ。同社の政近直人専務取締役、サイクルオークションチーム篠田勝リーダーに最近の傾向を伺った。
(株)シナネン(﨑村忠士社長)は、1月1日に青葉自転車販売(株)(川村剛彦社長)の全株式を取得、傘下に治めることになった。青葉自転車販売は仙台市に本社を構え、東北を中心に卸業、東北と関東に小売店ダイシャリンを33店舗展開する。売上構成比率は小売2:卸。12年12月決算は売上高30億円(当社推定)だった。
1月11日、東京都千代田区の帝国ホテルにおいて(一社)自転車協会(渡辺恵次理事長)が主催する「平成25年自転車業界年賀交歓会」が開催され、約190名の業界関係者が一堂に会した。
来賓として自転車活用推進議員連盟会長、(財)日本サイクリング協会会長を務める谷垣禎一法務大臣、同議員連盟事務局長の岩城光英参議院議員、経済産業省製造産業局の川合現車両局長、(財)JKA及び(一財)日本自転車普及協会の石黒克巳会長、(財)自転車産業振興協会の野澤隆寛会長、(財)日本車両検査協会の野口宣也理事長、日本自転車軽自動車商協同組合連合会の新井茂理事長が列席。