月刊サイクルビジネス
今年3月、武田産業(株)が投資顧問会社のACA(株)(東明浩社長)の投資を受けて株式の大半を譲渡した。量販卸の雄として全国各地の量販店に自転車や関連用品を供給してきた同社がどんな方向を目指すのか、新たに会長に就任した武田英世氏を直撃した。
7月、パナソニックサイクルテック(株)の新社長に丸山哲朗氏が就任。同氏はパナソニックグループの家電販売の営業職出身。コンシューマーマーケティングに精通した51歳だ。
スポーツ自転車小売最大手の(株)ワイ・インターナショナル(伊藤孝彦社長)に執行役員・副社長兼営業本部長として元スペシャライズドジャパン社長の馬場誠氏が就任。ワイ・インターナショナルは昨年投資顧問会社リバーサイドカンパニーに株式の70%を譲渡している。
5月23日、東京の日比谷公園・日比谷グリーンサロンにおいて開催された「自転車ツーキニスト大集合」において、国土交通省の西尾崇東京国道事務局所長)が今秋をめどに国道246号線の駒沢~三軒茶屋の路線バス専用レーンを自転車との共有レーンとすることを明言した。
2年続けて厳しい天候に見舞われた東北地方の春。3月になっても雪解けが進まず4月に入ってからの降雪もあった。そうした中で2~3月消費増税前の前倒し需要があり、電動車を中心に販売が活性化した。ただ、地方に行くほどに「消費税アップの影響、駆け込み需要はあまりない」という声が多く聞かれる。