月刊サイクルビジネス
今年3月、(株)ミヤタサイクルは生まれ変わった。同社の筆頭株主が(株)モリタホールディングスから台湾の美利達工業(股)公司に変わった。さらにシナネンも20%を所有。ただ、50%を保有する企業はなく、これまで以上に独自性を発揮できる態勢になったという見方もできる。メリダ45%、モリタ25%、シナネン20%、ミヤタサイクル10%という株主構成の新生ミヤタサイクル。今後の方向性を高谷社長に伺った。
この7月にパナソニックサイクルテック(株)の新社長に就任した丸山哲朗氏。1986年松下電器産業(現パナソニック)入社。以来家電の販売や企画に携わり、2010年から北海道・東北の家電販売会社の社長を務めた。丸山社長は、初めて手掛けるサイクル事業でどんな手腕を発揮するのか。業界全体から熱い視線を集めている。
直貿を行なう製造卸、SPA(製造小売り)が現れるようになった昨今、商社の役割も大きく変わりつつある。また、輸入は、円安で利益を確保するのが難しい日々が続く。アキボウ、マルイ、コザキトレイディング、シナネン、モービック、オックス貿易の現状をレポートする。
今年2月、今までにないような大雪に見舞われた北関東地方。農業林業を中心に大きな被害があった。しかし、自転車業界は市場が冷え込むような事態はなく、3月に入ると通学車の販売はほぼ順調に動き始めたようだ。