月刊サイクルビジネス
ここ数年、着実に販売ルートを広げて、数多くのアイテムを開発、製造している丸石サイクル。今期の業績も順調に推移し、9月決算の売上高では前年比2ケタ増はほぼ確実だという。6月に竣工したばかりの同社新社屋で荒井通好社長にインタビューした。
消費税増税前の駆け込み需要とはいえ、1~3月の販売は驚異的であった電動アシスト自転車市場。特に3月の販売は約7万台で前年比142%。4月以降は反動で幾分勢いが衰えているが、今年後半も引き続き順調に推移することが予想される。もう50万台は目前だ。最近の大手3社の動向を追った。
ここ1年、景気回復傾向にあるとは言え、4~6月のGDPは実質年換算で6.8%減と厳しい数字が発表されている。甲信越地方でも「消費増税で物価は上がったけれど、収入は増えていないので実質的に生活は厳しくなった」という声を数多く聞いた。さて、そんな中で自転車市況はどう動いているのか、最新事情を報告する。
中国の大手電動車メーカーのひとつ、緑源電動車グループが設立17年を迎え、7月3日に同社金華総本部敷地内の広場において記念式典を開催。同社は浙江省金華市を本部として浙江省、山東省、福建省等にある4工場で年間200万台の生産キャパを有し、年々業績が伸長。中国国内に1000店の専売店もあり充実した販売網を確立している。