月刊サイクルビジネス
北米市場を代表する自転車ショーとして9月に開催された「2014インターバイク」。弊誌では多くのキーマンに取材したが、1月号では、久しぶりに復活したジャイアント、総合パーツメーカーとして伸長するスラム、ユニークなブランドを展開するサリス、英国の折畳み車として日本でも人気のブロンプトンの担当者のインタビューを紹介する。
ブリヂストンサイクル(株)は、12月9日開催の取締役会において新社長人事を内定。12月26日開催予定の臨時株主総会及び取締役会において正式に承認、1月1日に就任する見込みだ。
新社長に就任するのは、1979年に(株)ブリヂストンに入社以来、海外でのタイヤ販売事業に従 事してきた佐藤慎一氏。奇しくも竹内雄二現社長と同じ早稲田大学政治経済学部の出身だ。14年の9からブリヂストンの執行役員としてブリヂストンサイクル社長付で派遣されていた。国内販売中心の自転車事業でどんな手腕を振るうのか大きな注目を集めるだろう。
東京・神奈川は、今更言うまでもなく国内最大のマーケットで、生き馬の目を抜く熾烈な戦いが繰り広げられている。商品のトレンドからサイクルライフスタイル、さらに自転車文化まで、このエリアで生まれたものは全国へ波及する。だからこそ、各社各店はこのエリアのビジネスに注力するのだ。
ラオックス(株)の子会社である神田無線電機(株)は12月15日に、同社が販売する電動アシスト車について、バッテリーの発火事案が4件あったとして自主回収、無償交換を発表した。
同製品については2013年7月(東京)、14年5月(東京)、6月(東京)、8月(熊本)に発火事故があり、消費者庁が発表していた。事故はバッテリー充電中、あるいは充電後に起こり、14年6月の事故では1名が軽傷を負っている。同社では事故発生以後、その原因の追求に努めてきたが、 バッテリー内の基盤回路設計が原因である可能性が高いと判断し、基盤回路に改修措置を施した新型バッテリーと無償交換することを決定、発表した。