月刊サイクルビジネス
ホダカが約17年間続いた台湾のジャイアント(巨大機械工業)との資本関係を、自社株式取得によって区切りをつけた。独立した会社として新たな経営体制で再スタートを切ることになったが、同社が量販中心の一般車販売からスポーツ車ブランドの開発にシフトしていく中で、どのような舵取りをしていくのか。これまでの経緯と今後の展開を、堀田社長に聞いた。
2016年の商戦に向けたニューモデル展示会開催がピークを迎えた。スポーツバイクから一般車まで、ブランドの個性が光る新製品が続々と披露。近年人気急上昇中のビギナーや女性向けモデルではラインナップがさらに充実し、さらに快適性を高めた車種が揃った。
各ブランドの注目モデルを誌面で一気に紹介。
国内最大規模のサイクルロードレースで、夏を締めくくる一大自転車イベントとして人気の「第32回シマノ鈴鹿ロードレース」(主催:(株)シマノ)が、今年も三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットを舞台に8月22、23日の2日間、開催された。F1など世界最高峰のモーターレースが開催される鈴鹿サーキットの国際コースを使い、年齢やレベルに応じた種目にチャレンジできるイベントとあって、ビギナーからJCF登録選手までのべ1万3000人のロードレーサーがエントリー。またコースサイドにはチームメイトや家族を応援に来たファミリーなど多くの観衆で賑わった。
天候不順が各地で経済や生活にも影響を及ぼす昨今、中国地方では年明けの大雪から週末ごとに悪天候となる自転車業界にとっては有り難くない天気状況となり、春需の動きにも大きく影を落とした。しかしそうした暗雲を振り払うべく、メーカー、卸、小売店それぞれで展開を模索している。広島では電動アシスト自転車が通学需要で大きく伸びるなど、明るい材料も芽を出し始めているのだ。