月刊サイクルビジネス
9月16〜20日の3日間、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのマンダレイ・コンベンションセンターにて開催されたインターバイク。アメリカ自転車市場が今年は踊り場的状況となる中、MTBが好調となり、復活機運に。プラスサイズタイヤMTBやアドベンチャーロード、そして電動アシスト車など将来の新機軸となりそうな車種も続々と登場。会場での取材から、今後のマーケット動向を探る。
インターネットを活用したビジネスがますます盛んになる現代で、自転車業界でもこの有用性を広めているのが(株)カスタムジャパンだ。利便性の高い新しい技術を使いながら、創業60年の老舗問屋をルーツとして、在庫力や情報の明確化、そして迅速で納期通りに配送するという卸業の基本を実直に遂行し、販売店へのサービス力を高めて全国から支持を集めている。
設立から10年を迎え、同社の考えるこれからの卸業のあるべき姿をうかがった。
量販店、大型専門チェーン店の九州進出も、一旦踊り場状態か。相変わらず新規出店は続いているが、撤退店舗もあり、店舗数の増加はあまり見られない。かつては量販が席巻した九州で、静かながら今後の変化を予感される動きを追った。
日産スタジアムの陸上競技トラックと新横浜公園を使ったユニークなコースレイアウトで人気の「アンカー 日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル」が9月26日に開催された。「日本一の草レース」を目指してサイクルレースの底辺拡大に取り組む主催者の志に同調するかのように、誰もがレースを安心して存分に楽しめる雰囲気が会場全体に広がった。